暗黒星雲

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カテゴリ:読書( 1 )


2011年 08月 14日

大庭健『私はどうして私なのか 分析哲学による自我論入門』

大庭健『私はどうして私なのか 分析哲学による自我論入門』(岩波現代文庫)を読んだ。心を留めたところを少しずつ抜き書きする。
-----引用始め-----
「自分がいる」ということの根本は、自分を意識している、というところにある。(P5)

自分にかんしては、その存在と意識が、切り離せない。自分-が存在する、ということと、自分-を意識しているということは、切り離せないのである。(P5)

他人に見えているものを想像するということは、かつて自分が感じたものを想起することではない。(P7)

いつしか徐々に、自分でも知らないうちに、自分を意識するようになった。自分でも知らないうちに、自分を意識する存在、自分が生成したのである。(P9)

ものごとを意識している状態から、ものごとをそう意識している、と意識する状態へ、移行すること。これが、自分という存在が成立することの根幹となる。(P10)

他人を意識することによって、対象意識が自己意識へと反転するのだ。(P13)


-----引用終わり-----
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by trentonrowley | 2011-08-14 10:04 | 読書