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2014年 05月 31日

2014年5月

亜麻色のわたしが闇を落ちてくる鰯の群れに追ひかけられて
もとめあひ触れようとした緊張を声を合はせて少し焦がした
なぜそこにわたしの焦げる惨劇が 畑の隅に百合も腐れば
ぼくたちの身代はりになるたましひを瓦礫に埋もれ呼びとめてゐた
吊るされたぶよぶよこそがあたたかい移ろふなかで醸す結果だ
ぼくたちはそりが合はない墜ちてくる色とりどりの中古の楽器
力もてまはりの闇が洗はれてあ、みえたね、いま人間界が
落ちてきたつかのまともに森のなかふたつのからだ重ね合はせて
やさしさのふところ深くなめ尽くし乗り越えるのかゐなくなつても
気力ぬけ虚飾の舌でそれぞれが悲しい目をし運ばれてゐた
転生と適度な刺激手にいれて遊びの果ては救はれたいと
樹の下に植ゑつけられた光景は身代はりになり吹き消す仕草
爆心に雨が降つても音楽を失ふといふこんなに痛い
響かせて緑の森の宿す草、耳の穴からみてゐる娘
間違つて行つてしまつて失つて中断された。焦がしたかつた
うたの夏まだ傷跡を響かせて下から上へ奥へ奥へと
灰色のすり切れた影、若者は崩れないやう立つてゐるんだ
動乱の風にさらされ震央の夏のひととき響かせてゐる
熱風の海辺のまちは柏崎 怒りを胸に投げかけられる
生きること奪はれるほどおそろしくとほきにありてそつぽを向いて
静かなり後ろ髪引く光景は縒り合はされた痛いいのちだ
終はるまで泡に埋もれてばかを言ふ沖の彼方をみたこともない
やすらはで別れて暮らす魂をあたためることなんていらない
迎へ火や熱気の中で回し読み流星群のはつと泣くのを
激しかるそのこころもて暫くを広がつてゐた妄想のなか
予言者が思ひ描く地とほいからわたしは夜のビルの屋上
草を摘み青いこころで読み解きて盗み見てゐる舞ひ降りたひと
舌ちぎれ誰かの声が遠ざかりいろんな奴がゐたのではない
火を焼きてげんなりとして巡礼はその湿り気を知つてゐるから
臨界のこの冷えた手に魂を、漂ふ船の一群のなか
遅い朝なほめをとぢて振りはらふ長い黒髪重いスカート
虫たちも瓦礫とともにさんさんと招いてしまふこの物語
眠れないつづけられないうたごころ死んでしまつた覆ひ尽くされ
わが記憶はてのみえない悲しみは薄らあかりを道連れにして
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by trentonrowley | 2014-05-31 23:59
2014年 05月 28日

わが記憶はてのみえない悲しみは薄らあかりを道連れにして

わが記憶はてのみえない悲しみは薄らあかりを道連れにして
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by trentonrowley | 2014-05-28 16:01
2014年 05月 28日

眠れないつづけられないうたごころ死んでしまつた覆ひ尽くされ

眠れないつづけられないうたごころ死んでしまつた覆ひ尽くされ
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by trentonrowley | 2014-05-28 13:07
2014年 05月 27日

虫たちも瓦礫とともにさんさんと招いてしまふこの物語

虫たちも瓦礫とともにさんさんと招いてしまふこの物語
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by trentonrowley | 2014-05-27 20:27
2014年 05月 26日

遅い朝なほめをとぢて振りはらふ長い黒髪重いスカート

遅い朝なほめをとぢて振りはらふ長い黒髪重いスカート
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by trentonrowley | 2014-05-26 22:54
2014年 05月 26日

臨界のこの冷えた手に魂を、漂ふ船の一群のなか

臨界のこの冷えた手に魂を、漂ふ船の一群のなか
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by trentonrowley | 2014-05-26 21:09
2014年 05月 23日

火を焼きてげんなりとして巡礼はその湿り気を知つてゐるから

火を焼きてげんなりとして巡礼はその湿り気を知つてゐるから
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by trentonrowley | 2014-05-23 22:09
2014年 05月 23日

舌ちぎれ誰かの声が遠ざかりいろんな奴がゐたのではない

舌ちぎれ誰かの声が遠ざかりいろんな奴がゐたのではない
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by trentonrowley | 2014-05-23 15:16
2014年 05月 23日

草を摘み青いこころで読み解きて盗み見てゐる舞ひ降りたひと

草を摘み青いこころで読み解きて盗み見てゐる舞ひ降りたひと
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by trentonrowley | 2014-05-23 15:15
2014年 05月 22日

予言者が思ひ描く地とほいからわたしは夜のビルの屋上

予言者が思ひ描く地とほいからわたしは夜のビルの屋上
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by trentonrowley | 2014-05-22 23:21