暗黒星雲

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2014年 06月 30日

2014年6月

柔らかいクラスメイトを押し開くかつて震へた聴覚だつた
最近は踏み出すときもそれからも声にならない罠に掛かつて
匍ひずつて遠回りしたそのたんびやさしいゆめがざぐりと割れる
予言者は祖国を追はれ人々はあなたのいないことをしらない
優しくも放たれること悲しみは影をひきずり奪はれるほど
追憶の遠い春日のくぬぎ葉を打ち震はせて雨のその町
うしなひて瓦礫の下にくれなゐのドラムスティック去らない匂ひ
終はるまでひとの未来はあへなかり割れたガラスのその輝きも
つま先に熱気と湿気、間違つて取り憑いてくる誰かの声が
長くない届かない指打ちすゑてさけび哀しみ劣化した喉
奥部屋に不在の子どもいれてよりいまも小刻み叫びを抱く
まだですか抽象しえず啼かれると夜の力で繋がつてゐる
舌ちぎれ身をなげかけて生きてきたひびわれ肌に指をははせる
ゆつくりと移ろふなかで音楽の森がつきれば妄想のなか
よろこびも描きかけたまま夢を継ぐ妄想を食へ最終電車
紫陽花は不安で夜が眠れない雨が降つても月が照つても
逃げてゆく気配のありてこの朝に母のいかりの暗く鎮もり
幽体は靴をなくした村へ行く鎖骨のあたりすり切れた影
十年を身代はりになる努力してひとのこころのわすれさるもの
追憶と降り止まぬ雪累々と画面を浮遊私は不在
幼くて深く奪はる山麓に麦よ芽を出せ虎はおしやべり
伝ひ来る双曲線を殺れといふいかさまとして苔むす森へ
パンドラのいろとりどりの揺れる下駄、風にさらされ緩慢だつた
この庭をいくら呼んでも暗かつたさういふことだ息をすること
待つてゐたわたしは冷えて砂の底、死からことばが窺つてゐる
抗へば心に傷を 青ざめて見にゆけるほど笑つてみせる
その音は死からはがされ唱へごとちぎれないやう始めてみるさ
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by trentonrowley | 2014-06-30 23:14
2014年 06月 30日

その音は死からはがされ唱へごとちぎれないやう始めてみるさ

その音は死からはがされ唱へごとちぎれないやう始めてみるさ
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by trentonrowley | 2014-06-30 08:19
2014年 06月 29日

抗へば心に傷を 青ざめて見にゆけるほど笑つてみせる

抗へば心に傷を 青ざめて見にゆけるほど笑つてみせる
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by trentonrowley | 2014-06-29 21:15
2014年 06月 28日

待つてゐたわたしは冷えて砂の底、死からことばが窺つてゐる

待つてゐたわたしは冷えて砂の底、死からことばが窺つてゐる
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by trentonrowley | 2014-06-28 15:47
2014年 06月 27日

この庭をいくら呼んでも暗かつたさういふことだ息をすること

この庭をいくら呼んでも暗かつたさういふことだ息をすること
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by trentonrowley | 2014-06-27 13:28
2014年 06月 26日

パンドラのいろとりどりの揺れる下駄、風にさらされ緩慢だつた

パンドラのいろとりどりの揺れる下駄、風にさらされ緩慢だつた
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by trentonrowley | 2014-06-26 21:47
2014年 06月 25日

伝ひ来る双曲線を殺れといふいかさまとして苔むす森へ

伝ひ来る双曲線を殺れといふいかさまとして苔むす森へ
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by trentonrowley | 2014-06-25 23:00
2014年 06月 24日

幼くて深く奪はる山麓に麦よ芽を出せ虎はおしやべり

幼くて深く奪はる山麓に麦よ芽を出せ虎はおしやべり
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by trentonrowley | 2014-06-24 20:10
2014年 06月 23日

追憶と降り止まぬ雪累々と画面を浮遊私は不在

追憶と降り止まぬ雪累々と画面を浮遊私は不在
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by trentonrowley | 2014-06-23 21:47
2014年 06月 22日

十年を身代はりになる努力してひとのこころがわすれさるもの

十年を身代はりになる努力してひとのこころがわすれさるもの
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by trentonrowley | 2014-06-22 22:42