暗黒星雲

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2017年 07月 18日

「塔」七月号 花山多佳子選歌欄 十首選

ただならぬ視線のなかでごみを出す背後に三羽頭上に一羽  山西直子

滔々と話す子といる子に化けた狐だろうかと怪しみながら  北辻千展

ねこ道を通つて帰らう夕ぐれを保育所帰りの子の声がする  藤木直子

夕べ去る甥を探せば灯りなき仏間にひとり額づきをりぬ  大木恵理子

舞ひ終へてかたへのまるい茣蓙にゐる巫女のかほふたつ白く浮かべり  川田伸子

雨ののちたつたひとりの午後となりわれの輪郭もどりて来たり  澄田広枝

たつたいま羽化せし蝶かわたくしの花柄シャツに纏はりついて  野島光世

職場より直行したのか通夜の席ひだり手首に輪ゴムののぞく  邑岡多満恵

謹みて米あらひけむ冬日差す造酒司(みきのつかさ)の井戸のめぐりに  山口泰子

お別れにハンドクリームをわたされきをんなの多き職場であれば  西村玲美



(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-18 19:42 | 十首選 | Comments(0)
2017年 07月 17日

「塔」七月号 若葉集 江戸雪選歌欄 十首選

「風光る」という季語を目の前で見た 君のポニーテールが揺れて  うにがわえりも

あの春の日はいつだったか黒髪に乗る花の色だけが鮮やか  赤木 瞳

少女らのスカートの腰細くして脛白きゆえ春は来にけり  石川泊子

少しだけ高揚してをりキャリーバッグひきつつすれ違ってゆく人々は  大江美典

抱きしめた膝と春風だけがある吐きたいくらいまぶしい真昼  頬 骨

炭酸が抜けてゆくようプツプツと君去りし日々やり過ごしおり  武田夏紀

AIが夢見ることを覚えたらどうすれば良いホルモン焼そば  舟橋隆之

ごみとしてすてられてゆくあるばむのしやしんにゆれるフウセンカズラ  岡部かずみ

とほくとほく夜更けのエレベーターが呼ぶ鼓膜のおくのまたおくで呼ぶ  高橋道子

少女らの歩きしのちのさざめきのごとく落ちたる花椿かな  魚谷真梨子


(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-17 20:37 | 十首選 | Comments(0)
2017年 07月 16日

「塔」七月号 前田康子選歌欄 十首選

たれ待つにあらねど春の風の夜門扉(もんぴ)のきしむ音聞きてをり  篠野 京

こぶし咲く峠の道に桃組となる楽しみを話す三歳  澤井潤子

ソ#(シャープ)が切なさ醸す秘訣だとEテレ番組に教えてもらう  姉崎雅子

咲いた順に散るとは限らず薄闇にひたひたひたとうかべる花弁  穂積みづほ

グランドのむこうの木立に鳥が群れいつかの嘘がまたよみがえる  三谷弘子

消えてゆく冬におじぎをするように自転車を漕ぐ少女の夜だ  吉岡昌俊

まちかねて春の田んぼのあぜに立ち銀のよもぎのひかるのを摘む  高原さやか

先を行く兄は薄氷破りゆくそれをまねつつ弟もゆく  加藤傳治

じゃがいもの種芋埋めしあくる日の雨やわらかくひねもす降りぬ  村上春枝

炊飯器へ一合ずつの米をいれ何合いれたかわすれてもどす  田村龍平


(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-16 22:14 | 十首選 | Comments(0)
2017年 07月 15日

「塔」七月号 山下洋選歌欄 十首選

スパイクのごとき爪錆びて軒にあり母の使いし<田の草車>  白井陽子

サバンナを駆ける一群のゾウのごと 人の流れが改札に向かう  山川仁帆

薔薇園で髪を束ねる薔薇の香を編み込むように髪を束ねる  ひじり純子

顔ゆがめ泣きはじめたるに赤鬼ちやんとひそかに名付けつぶやいてみる  丸山真理子

抓む位置が端過ぎた故そこだけが千切れてしまうトイレットペーパー  双板 葉

寄り道をして行く?と言う保育士に幼子ぞろぞろつながりて行く  山梨寿子

図書館に本を返して図書館に傘を忘れてきた雨上がり  垣野俊一郎

何年もしまわれたままの母の服を私が着ると父は喜ぶ  石橋泰奈

袋あけてあっと声出るトーハトのオールレーズン個包装となりぬ  谷口美生

失ったもののひとつに加えんと息子にあったあの蒙古斑  竹田伊波礼


(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-15 22:13 | 十首選 | Comments(0)
2017年 07月 14日

「塔」七月号 三井修選歌欄 十首選

嫁ぎ来しを余所者とばかり決めつけて黒犬ついになつかず  多田眞理子

ずっと手を握りてくれしこの人に祈りのための喉仏あり  鈴木四季

部屋の中体育座りをしてみても包みきれない悲しみ広がる  真田菜摘

千羽鶴折る子に願ひを尋ぬればそれは内緒と小さき手止まる  赤岩邦子

爪磨きするやうな男好きちやうとあの日牧子ちやんはたしか言ひたり  青馬ゆず

してないさ絶望なんかソイラテがあふれてもまだそそぐ蜂蜜  小川ちとせ

凍て土にわれが捨てたる蛞蝓が身を細めつつ這いはじめたり  川口秀晴

あれはたぶん夢なのだろうでも確か水仙のきつい香りがしていた  北山順子

見送りもない駅に立ち半年を暮らした町に小さく手を振る  小林千代

いつか水に沈んだ道を歩きゆくガールズトークなんてしながら  田宮智美


(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-14 20:18 | 十首選 | Comments(0)
2017年 07月 14日

「塔」七月号 小林幸子選歌欄 十首選

この花からいいにおいがすると三人子に連れてゆかれるミモザの下へ  矢澤麻子

「ぎ」と言いてお前は母を抱くしぐさ寝かしつけんと胸に乗せるとき  吉岡みれい

園児らは手を上げ道を横断中くの字くの字の連なりゆけり  水越和恵

真夜中に帰り来る娘に久々にカレイ煮付け置くスカイツリー見つつ  上森静子

入園の母子連れ立ちスキップしつながれいし手ほどけてゆけり  及川綾子

娘は撮るわれら夫婦をケータイに客観的なアングルで撮る  太田愛葉

「わたくしは歯医者が好きです」まなこ閉ぢ暗示かけつつ椅子に仰向く  木原樹庵

やわらかな幼の視界のかたすみの異界人われ耳ふたつもち  篠原廣己

伽羅の香と供へし庭のフリージア混じりてあまき仏間となれり  越智ひとみ

猫しろくをりてほうほう過ぎゆける日月のなかの亡きひといもうと  千村久仁子


(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-14 10:56 | 十首選 | Comments(0)
2017年 07月 13日

「塔」七月号 真中朋久選歌欄 十首選

ここはまづ頷くべきか「価値観が変はつたよね」と妻に問はれて  益田克行

四月から幼稚園児になるという姪っ子のあごつんと上向く  黒川しゆう

生い繁るかぼちゃは海の波に似て畑から道に押し出してくる  岡崎五郎

舟運で栄えし川を右に見て「乙女河岸」まで菜の花と行く  ジャッシーいく子

海をみるじつとみてゐる若き日の解放感も憧れもなく  櫻井ふさ

ほんたうに底があるかも知らずして夜のにはたづみひとつ越えたり  千葉優作

この川はわたしの歩く速さより少しゆっくり流れゆくらし  森 祐子

夜道には不思議なものが落ちていて踏まれたがりのアンパンひとつ  山田恵子

キスをするような角度でクレープをひとくちもらう自分が嫌い!  海老茶ちよ子

左手にネイルカラーを塗りながら右手と夢のこと考える  駒井早貴


(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-13 13:34 | 十首選 | Comments(0)
2017年 07月 12日

「塔」七月号 栗木京子選歌欄 十首選

自死と言ふ言葉を知りし十二歳さくらの季(とき)を今でも厭ふ  古賀公子

ばらばらになりたる夢の一片を捕えんとして手を延ばしいつ  新井さの

頭を垂れて合掌せし時わが身よりいらぬ力の抜けてゆきたり  澤﨑光子

桜咲き死にたい病にかかりたり卵かけ御飯しても治らず  田巻幸生

何もかも終わりだ という日があれど水面に浮かぶ花びらのごと耐う  沼波明美

長き橋ひとりで渡る夜の間に わたしの姿を見失ひたり  向井和子

「あの時は」の枕詞でそれぞれの夜の深さを分かちあう春  長月 優

五年間ひそかにためしホチキスの針をまひるに捨ててしまいぬ  山名聡美

説明は言い訳として処理されて晴れてがんばらない人となる  紫野 春

密談を交はすかたちに寄り添つて駝鳥不思議なまばたきをせり  有櫛由之


(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-12 19:37 | 十首選 | Comments(0)
2017年 07月 11日

走りつつ路面を嗅いで冬の犬が俺の妹探しに行つた

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走りつつ路面を嗅いで冬の犬が俺の妹探しに行つた




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-11 20:16 | Comments(0)
2017年 07月 10日

男らがベンチで空を仰ぐなか女は犬にボールを投げる

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男らがベンチで空を仰ぐなか女は犬にボールを投げる




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-10 11:06 | Comments(0)
2017年 07月 09日

消え失せたはずの思ひがあふれでる部屋隅の屑かごのふちから

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消え失せたはずの思ひがあふれでる部屋隅の屑かごのふちから




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-09 22:56 | Comments(0)
2017年 07月 08日

目の眩む光のなかで背中からじわりと迫りのしかかられる

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目の眩む光のなかで背中からじわりと迫りのしかかられる




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-08 21:45 | Comments(0)
2017年 07月 07日

鈴生りの乳房を杭につなぎ止め蜜蜂の群れを誘はむとする

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鈴生りの乳房を杭につなぎ止め蜜蜂の群れを誘はむとする




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-07 19:44 | Comments(0)
2017年 07月 06日

麻切りの朝はさらしのたすき掛け白いご飯を三膳食べる

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麻切りの朝はさらしのたすき掛け白いご飯を三膳食べる




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-06 20:25 | Comments(0)
2017年 07月 06日

このうたに書かれてゐることは

このうたに書かれてゐることは このうたを読めば分かると言ふけれど
取り敢へずげんじつに そらの向かうをにはかにおほふくもがながれて
さくしやにあつた 芽の伸びるおとがニーソックスのももをひからせた
ことであると読むべきとおもふこのわたはからく なにも聞かずに食ふ
このうたは ストーブをつければひとりこごえ死にしたふゆのかうもり
ざんていてきなげん語のゲーム しんしんとむらに降り積む夜更けかな
なのだから オリーブが落ちてゐるのだしわ寄つたルールを飛び越えて
そして まつの葉はあさのざふ木ばやしに降りおれの背なかをかすめて

(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-06 13:17 | Comments(0)
2017年 07月 06日

取り敢へずげんじつに そらの向かうをにはかにおほふくもがながれて

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取り敢へずげんじつに そらの向かうをにはかにおほふくもがながれて




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-06 09:38 | Comments(0)
2017年 07月 05日

このうたに書かれてゐることは このうたを読めば分かると言ふけれど

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このうたに書かれてゐることは このうたを読めば分かると言ふけれど




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-05 16:21 | Comments(0)
2017年 07月 04日

リハビリの場所を探してさまよへば看護師が来て味醂と告げぬ

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リハビリの場所を探してさまよへば看護師が来て味醂と告げぬ




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-04 15:21 | Comments(0)
2017年 07月 04日

手をつなぎ無垢なあなたとみあげてた瓦解のまへのテリーヌな空

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手をつなぎ無垢なあなたとみあげてた瓦解のまへのテリーヌな空




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-04 13:10 | Comments(0)
2017年 07月 03日

バス停に塩辛とんぼ来てとまる

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バス停に塩辛とんぼ来てとまる




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-03 15:38 | Comments(0)
2017年 07月 03日

戎橋渡りてゆけり漁夫【すなどり】は懺悔な海の香りを残し

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戎橋渡りてゆけり漁夫【すなどり】は懺悔な海の香りを残し




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-03 09:57 | Comments(0)
2017年 07月 02日

喫茶店で昼過ぎ少女が泣いてゐる

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喫茶店で昼過ぎ少女が泣いてゐる




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-02 21:48 | Comments(0)
2017年 07月 02日

妹は鶏を飼ひはこべらや批評を摘みきてかれに与えぬ

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妹は鶏を飼ひはこべらや批評を摘みきてかれに与えぬ




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-02 11:15 | Comments(0)
2017年 07月 01日

娘たち夏には色が黒くなる

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娘たち夏には色が黒くなる




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-01 21:40 | Comments(0)
2017年 07月 01日

佐保橋のたもとに立ちて流れくる暗喩のやうな父を思へり

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佐保橋のたもとに立ちて流れくる暗喩のやうな父を思へり




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-07-01 18:18 | Comments(0)
2017年 06月 30日

高畑町【たかばたけちやう】交差点左折して修辞な蕎麦を食べにゆきたり

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高畑町【たかばたけちやう】交差点左折して修辞な蕎麦を食べにゆきたり




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-06-30 19:56 | Comments(0)
2017年 06月 30日

図書館の少女よ誘拐されないで

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図書館の少女よ誘拐されないで




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-06-30 10:13 | Comments(0)
2017年 06月 29日

噴水のまへの広場の乙女らのゴーヤな夏は早も終はりぬ

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噴水のまへの広場の乙女らのゴーヤな夏は早も終はりぬ




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-06-29 17:19 | Comments(0)
2017年 06月 28日

満員の電車に紅い花が咲く

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満員の電車に紅い花が咲く (新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-06-28 18:52 | Comments(0)
2017年 06月 28日

流れ来る時のあはひにたましひはわれを指さしただ黙しゐる

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流れ来る時のあはひにたましひはわれを指さしただ黙しゐる




(新井蜜)
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# by trentonrowley | 2017-06-28 10:26 | Comments(0)