2009年 03月 14日
蘇りもう眠れないジュリエット達と遊んだ運河の記憶 パンくずを目印にした森のみち調べたあとでパン買いに行く 羊飼う野にレンゲ草さくころに偏西風にのって東へ 手をふって足をふりあげ僕たちは秩序を保ち草刈りに行く もう既に寝ているだろう安らかに投げたボールがとどくときには 二人してかくれて住んで晴れた日は入江の外に漕ぎ出していく 石投げて届かぬところ見えそうで水平線は見えないものを フロントガラス割って脱出するための運河の街の必需品買う 教会の前に落ちてた濡れている赤いノートの読めない絵文字 温順な振りしてみんな寒さにはがまんしきれず駆け出していく つけてくるもののいぬこと確かめて凍った街の花屋を探す 橋を越え探しに行った冬のあさ透明なもの食べたくなって 弟のクラスメートが犯されているのが見えるガラス窓から シャンプーをするのはきらい目をきつくつむるときっと浮かぶ残像 ペディキュアの指を反らせる全身の汗がすっかり乾いた後に 夏までは黙っていよう水色のシャツがとっても似合っているから 街角の遺体がかたる白夜にはあそびすぎたと笑みをうかべて 終末の知らせだろうか鳴り続くランチの時間過ぎたあとにも 迷わずにジャンプしなさいひざまずき祈ってくれる人がいるから マリア像抱きしめてみるやわらかい吐息が耳にかからないかと
by trentonrowley
| 2009-03-14 16:52
| 塔
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